2013年3月31日日曜日

落ちていく僕





初めての恋は窓越しの恋でした。

寒い季節が終わり、いろいろな花が咲き始めるころ、ビルの二階の美容院で働くあなたの笑顔に、恋に落ちる僕。

少し顔を赤らめたのは、あなたに出会ったから、そんなことと考え、楽しく過ごした二週間。

でも、あなたの顔を見れない日は確実に近づいていく。


そして、とうとうこの時がきました。

あっ、僕を支えてくれる力は弱くなり、僕はあなたが見えるところから、落ちていく。

仲間たちとヒラヒラ舞いながら、あたなを見ることができない地面へ、僕は落ちていくのです。




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